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テセウスの船の魅力は過去と現在を行き来することで、より複雑化するストーリー

テセウスの船は漫画が原作のミステリードラマです。主人公は悲しい過去を背負いながら生きていて、家族も同様に心に傷を負っています。1989年に起きた事件によって人生が変わってしまった自分と家族のために、主人公は過去を調査します。調査していくうちに突然濃い霧に包まれて、1989年にタイムスリップしてしまいます。そこからストーリーが展開します。

過去で起こる様々な事件

1989年の6月24日に北海道音臼村の音臼小学校で児童16人、職員5人の犠牲者を出した無差別毒殺事件によって人生が大きく変わってしまった主人公は、この事件の真相を知るために行動しています。

無差別毒殺事件が起きるまでに不思議な事件が複数起きていて、過去にタイムスリップすると、無差別毒殺事件の予兆とも言える不思議な事件が実際に起こります。

主人公は未来から来ているので、これから何が起こるの分かっている状況です。そこで事件を食い止めるために行動するのですが、上手くいくこともあれば、計画通りにいかないこともあります。

この思い通りに進まない展開が、逆に視聴者の興味をかきたてていきます。

自分の行動で未来が変わることに気が付く

主人公は過去に戻って無差別毒殺事件の予兆と言われる事件を食い止めたり、積極的に調査することで確実に未来が変わっていることに気が付きます。

主人公の父は無差別毒殺事件の犯人と言われている人物で、警察官として北海道音臼村で勤務をしています。最初の内は見ず知らずの主人公を疑っていますが、事件を止めたり、言動を見ていくうちに未来から来た人物ということを信じて、一緒に事件解決に向けて動き出します。

主人公は過去で起こる事件を止めることで、その後の未来が少しずつ変わることに気が付きます。

目まぐるしく変わる展開

主人公はもともと生きていた時代に戻る機会があるのですが、過去を変えることで自分が生きていた時代も変化していることに気が付きます。

過去と現在、同時にストーリーが展開しているので、ストーリーはやや複雑になりますが、ミステリーは深まっていくので面白いです。

この過去と現在は行ったり来たりするのが今までのドラマにはない展開で面白いです。真犯人として疑わしい人物も登場してきて、その協力者の存在などもちらつきはじめます。

主人公と同じようにタイムスリップをしている人物も存在している可能性が出てきて、展開は目まぐるしく変わっていきます。

毎回ストーリーが予想できないので、続きが見たくなりますし、連続ドラマとして優秀な作品です。

リアルな特殊なメイク

テセウスの船は過去と現在を同じキャストの方が演じていることが多いです。過去では若かった人も現在ではおじさん、おばさんになっているので、その年齢に見えるようにふさわしい特殊メイクを施す必要があります。

日本のドラマや映画の特殊メイクはそこまで技術が高くないと思っていたのですが、テセウスの船の技術力には驚きます。

リアルな特殊メイクなので、違和感無く世界感を演出することができています。

細かいところではありますが、特殊メイクに違和感があるとストーリーの世界感や緊張感を壊してしまうので、意外と大事なポイントです。

まとめ

テセウスの船はキャストが非常に豪華で、演技力も光っています。今話題に人物や、他ジャンルの人を起用しているところも面白いです。

連続ドラマなので次の放送日まで1週間あくので、この時間を使って真犯人を予想する楽しみもあります。視聴者も一緒に真犯人を探すことができますし、予想をすることでワクワクしながら観ることができるので、放送日が楽しみになります。

今の時代はテレビの連続ドラマをワクワクしながら見るのが難しいですが、テセウスの船はワクワクしながら見ることができる貴重な存在です。

テセウスの船は登場する人物のほとんどが怪しく見えてきますし、毎回予想を裏切ってくるので見応えも十分です。

一回でも見逃すと話しに付いていけなくなるので、見逃し配信や録画を上手く使ったほうが良いです。