初めにお笑い芸人の「ジャルジャル」というコンビを皆さまご存知でしょうか?後藤淳平と福徳秀介の2人から成るお笑いコンビです。
2017年12月に開催されたM-1グランプリで6位という成績にも関わらず、優勝したかの様な福徳さんの涙はまだ記憶に新しいのではないでしょうか。
今回はこの「ジャルジャル」というコンビにフォーカスを当て、面白さの秘訣を著者独自の視点で分析していこうと思います。
目次
ジャルジャル「後藤淳平」とはどんな人物なのか
後藤淳平とはジャルジャルというコンビにおけるボケとツッコミ担当の人物で一人でボケとツッコミの二役をこなす芸人さんです。
基本的にお笑い芸人という者はボケ担当とツッコミ担当に分かれますが、この垣根はジャルジャルには存在致しません。
この垣根がないお笑いこそジャルジャルの面白さの秘訣と考えますがそれについては後述いたします。
ネタ作りは2人で行っており、文字通り「二人で一つ」なのでしょう。
後藤淳平さんに話を戻して、身長は177cm、体重は65kg、血液型AB型、大阪出身の芸人さんです。
相方の福徳秀介さんとは高校で出会い後に大阪NSCへ2人で入ります。
ジャルジャル「福徳秀介」とはどんな人物なのか
福徳秀介とはジャルジャルというコンビにおけるボケとツッコミ担当の人物で一人でボケとツッコミの二役をこなす芸人さんです。福徳さんも後藤さんと同様一人でボケとツッコミを行います。
福徳さんは身長は176cm、体重は65kg、血液型O型、兵庫県出身の芸人さんです。
前述の通り、高校で後藤さんと出会い、大阪NSCへ入ります。
ジャルジャルはどんなネタをやるの?
ジャルジャルと言えばこれ!というネタは著者的には存在しないと思っています。
ただ個人的に素晴らしく面白かったというネタを2つご紹介したいと思います。
「変な校内放送(ピンポンパンゲーム)」
これは福徳さんが「面白いゲームがあるからやってみない?」と後藤さんを誘うところからスタートします。
内容は福徳さんが「校内放送で良く聞くピンポンパンポン」という音を「ピンポンパン」「ピンポンパンポンピン」という風に数が多かったり少なかったりを指摘するというゲーム内容です。
ただ指摘するだけではなく「ピーン」と言われたら「背筋伸びてるやん」と指摘し、「ピーン」が5連続で出てきたら「背筋伸びきってるやん」と指摘します。
他には「ピンポンパンライス」と言われたら「ファミレス行ってピンポン押してハンバーグ定食頼んだら店員さんにパンorライスって聞かれてるやん」と答えなければなりません。
このやり取りはとてつもなくスピーディに行われ、とても面白く見させていただきました。
文字で伝えられる上限も限られているため、気になった方はぜひご覧になってみてください。
「決めポーズ」
これは漫才の冒頭「はいどうも、ジャルジャルです」を福徳さんがナイスやグッドを示す親指を立てたハンドジェスチャーを両手で行い、自分を指すというところから始まります。
それに対し後藤さんは「急になに」という感じで漫才を進めます。福徳さんは「自己紹介で笑うほどでもないけど、覚えてもらえる様なジェスチャー」が必要と言いますが、後藤さんは「自分だけ目立ってずるいぞ」と指摘します。
そこからお互いが均等に目立つ為にはどうするかを二人でこうしたらいい、ああしたらいいと実行していきます。
このネタも非常にスピード感があり、とても面白いです。
こちらも気になった方がいらっしゃいましたら是非見てみて欲しいネタです。
そのほかにも「角刈り」「嘘付き通すやつ」「一人漫才」「みなみ君」等面白いネタがございますので調べてみてはいかがでしょうか。
ジャルジャル M-1で流した涙
冒頭でもお話した、2017年12月に行われたM-1グランプリでジャルジャルはまさかの6位でした。
その結果を見て福徳さんは涙を流していました。
M-1の時に披露したネタは上述した「変な校内放送(ピンポンパンゲーム)」です。個人的には面白さと垣間見える練習量、テンポどれもがハイクオリティでいい点が出ると思っていました。
しかし、まさかの6位。敗退が決まりました。
その時、福徳さんは悔しさのあまりか涙を流してしまいました。その涙姿が格好よく、根っからの芸人さんなんだと再認識させられました。
M-1後は新しくネタを作ると公言しており、5/31現在もYouTubeで毎日新ネタを投稿しています。
新ネタは短編コントのようなものばかりですがシュールな笑いから、王道的な笑いまでなんでも取り入れ前に進もうと努力している様が伺えます。こちらも気になった方はぜひご覧になってみてください。
ジャルジャルについてまとめ
最後にジャルジャルの面白さについてまとめようと思います。
- 二人ともボケて二人ともツッコめる
- シュールな笑いから王道的な笑いまで笑いのジャンルの広さ
- 賞レースで負けた時の悔しさを知っている
以上です。
二人ともボケて二人ともツッコむという芸風はジャルジャルだけではなく、他でいうと「笑い飯」とうも似ている芸風でしょう。
ただ、ジャルジャルは今まで大きな賞レースで優勝した事がないのです。
その優勝したことがないという悔しさ、切なさをかみしめながら現在も新しいネタを創作しています。
ネタを作る重みを知っており、尚且つジャルジャルは根っからの芸人さんである、そういう面からやはり他にはない面白さがにじみ出てくるのではと考えます。
以上ジャルジャルの面白さについての独自の視点での分析でした。