今回ご紹介する動画では、安い100円包丁でも磨き方次第で「ここまで鋭い切れ味になる!」ということが分かります。お料理をする方なら必見の動画です。
100円出刃包丁の切れ味について
最初は100円均一ショップで購入した出刃包丁の切れ味について紹介されています。
試し切りされるのは、紙、オシボリ(丸めた状態)、スポンジの三つ。
最初の紙からてこずってます。オシボリに至ってはまったく切れず、途中で高速再生にして見易くしてくれているほど。
時間計測の結果、オシボリを切断するのに32秒かかってました。
次のスポンジも苦戦しますが、これは10秒でなんとか切断します。
ただどちらもスパスパ切ってるのではなく、力押しで切断してるって感じなんですよね。
切れ味を期待出来ない100均包丁で、切れにくい素材を試し切りしてるんですから予想通りの結果です。
では磨き方次第で100均包丁がどこまでの切れ味になるか、みていきましょう。
数種類の砥石でガンガン磨く
100均包丁の切れ味アップの為に用いたのが砥石。砥石セット用の台座を用意する等、本格的です。
最初は砥石の120番からスタート。
磨き続けること03:25:14.
その結果、最初は切断するのに10秒かかったスポンジが7秒に。
さらに切れ味をアップさせるべく、220番の砥石で磨きます。
今回も磨き続ける事、05:55:02。
磨いてる時は高速再生してくれてるので、私達には一瞬ですけど、すごく大変だったのは理解出来ました。
先ほど同様、スポンジで試し切りをします。
今回はさらに時間を縮め、00:04:05まで。
何も手を加えていない時は10秒でしたから、磨き方次第で倍以上の切れ味になったわけです。
ついに神包丁が完成・・・
倍以上の切れ味になったぐらいでは不十分!といわんばかりに砥石磨きは続きます。
1000番、2000番、6000番、8000番、12000番、30000番と、包丁の状態にあった砥石を使いながら切れ味をましていきます。
30000番で磨き終えてから、エッジ部分のお手入れ開始。
こうして出来上がった100均包丁ですけど、エッジ部分のキレイさが別次元の美しさ。
見た目からこれは切れる!とわかります。
ではいよいよ試し切りのお時間です。
最初はティッシュから・・なんですけど、その切れ味の鋭さで笑ってしまうほどでした。
エッジ部分を上にした包丁にティッシュを乗せます。まったく力を入れずにただ乗せただけ。
そこにフーっと息を吹きかけると、ティッシュは真っ二つ・・・。
以前水根伝と呼んだ際に吸毛剣っていうのが出てきたんですよね。
吹毛剣っていうのは、毛髪をふっと吹きかけただけで切れる程鋭いという伝説の武器。
100均包丁が、この武器を連想してしまうほどの切れ味になってました。その後の試し切りもすごいです。
トマトは透けて見える程の薄切りに出来ます。
最初切断するのに30秒以上かかったオシボリですら、2秒程度。
しかも力をいれず、スーっと包丁を前後に動かすだけで切れちゃってるんですよね。
100均包丁が伝説の武器を連想させるほどの切れ味になるとは驚きました!