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看板直撃で100万円?プロ野球には試合ごとに賞金がもらえる制度がある?

5月8日に東京ドームで行われた巨人vs阪神戦で、阪神の4番ロサリオ選手がレフトスタンド上段にあるスポンサー看板直撃のホームランを放ち、100万円の賞金(商品券)を手に入れました。

プロ野球ではこのように、その試合で活躍をすると年俸やシーズンを通した表彰以外にも賞金が出ることがあるのです。

球場ごとにローカルルールがあります

先のスポンサー看板直撃で100万円というのは、東京ドームだけのローカルルールです。プロ野球では球場ごとに、試合中にそれが起きると賞金が出るといったルールが設けられていることがあるのです。

その他の球場でも、広島のマツダスタジアムでは同様に特定の看板にホームランを直撃させると100万円(東京ドームとは違い、特定の看板だけです)、更に名古屋ドームではバックスクリーンの大型ビジョン上のテレビ局(CBC)の看板をホームランが直撃すると、その選手に何と5,000万円、そして、CBCから視聴者プレゼントとして100万円が50人にプレゼントされるというビックな賞金を用意しています。

東京ドームの看板はどれにぶつけても構いませんが、他の球場ではそのような賞金は元々用意されていなかったり、上記のように特定の看板だけに限るということが多いです。

これはやはり資金力の差だと言わざるを得ません。ご存知のように、巨人はプロ野球の12球団の中でも一番資金が潤沢だと言われています。この賞金が直接巨人から出る訳ではありませんが、そのスポンサーから出ているので、他のチームの選手も巨人のような人気球団と対戦する時には気合も入るというものです。

猛打賞、ヒーロー賞というものもあります

この猛打賞というのは打者が1試合で3安打以上記録することですが、これは正式な記録ではなく、試合ごとの表彰の対象記録だと考えてください。その試合の勝ち負けに関係なく、これを記録すると球団から10~30万円程度の賞金が出ます。

ヒーロー賞は勝利したチームの選手でその試合で活躍した選手に与えられる賞で、これも試合単位で最後にヒーローインタビューを受ける選手がもらえます。サヨナラ安打を放った選手だったり、完封に抑えた投手だったり、時にはその両方だったりと人数は決まっておらず、原則的に誰か1人は選ばれることになっています。

これらの賞金の額は球団によって決めているので、正式な発表こそありませんが、やはり人気球団ほど高く設定されています。よって、プロ野球は人気球団に入るほど年俸や契約条件だけでなく、試合単位での収入にも期待できる仕組みになっていると言えるでしょう。

また、これらの賞金は固定ではなく、チーム事情によって変動することがあります。いい例では楽天が日本一になった2013年のシーズン中には、同球団では他の球団より高く設定していたという裏話が後から出てきたように、これらを高くすると普段より選手の奮起に期待できるという効果もあります。

あれ?「打高投低」では?

ここまでを見て、この試合単位の賞金をもらうには打者の方が有利だと思うかも知れません。実はその通りで、豪快なホームランをかっ飛ばしたり、サヨナラヒットを放つような打者はやはり投手より目立つからです。

しかし、こと年俸に限っては投手の方が高い傾向にあります。毎年のドラフト会議で1位指名されるのはほとんどが投手で、野球はまずは優秀な投手が居ないことには勝てないスポーツです。

それは、打者は1流と呼ばれる選手でも3割、つまり10回に3回しか打てないので、確実性がないからです。その点から、同じ優秀な選手同士なら打者より投手の方が重宝される傾向があり、高い年俸をもらっています。

それを補うという訳でもないでしょうが、多少なりともその分を考えて、試合単位での表彰は打者向けのものが多くなっていると考えることができるのです。

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