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何故日大の選手は危険なタックルをしてしまった?その理由は学生スポーツならでは?

6日に行われた日大と関西学院のアメフトに試合で、日大のある選手が試合の開始早々、ボールを手放した後で無防備だった関西学院の選手に対して背後から反則の強烈なタックルを仕掛け、大怪我をさせてしまいました。

この件は両大学やアメフト関係者だけに留まらず、スポーツ庁まで動き出す事態となっていますが、何故このような卑劣な行為が起こってしまったを考えてみます。

全治3週間の大怪我をしてしまいました

タックルを仕掛けられた関西学院の選手は、右膝軟骨損傷、及び腰の打撲で全治3週間と診断されました。左足のしびれを大きく訴えており、元通りに試合に出られるまでにはかなり長引く可能性もあります。

下手をすると選手生命さえ終わってしまいかねないこのような大怪我をしてしまったのは残念だとしか言えませんが、問題は決して偶発的な事故ではなく、故意に怪我をさせられたということです。

問題のシーンを見れば分かりますが、怪我をした選手はもうプレイには参加していなかった場面です。これを故意ではないという言い訳は絶対に通りません。

学生同士のスポーツで、それも練習試合の開始早々このような危険なタックルをする意味がどこにあるのでしょうか。

実質、プロの予備軍のようなものです

学生スポーツは特にその種目では有名な大学のチームになると、卒業後はそのままプロや実業団に進む選手が数多くいます。

そして、どれだけそのような選手を輩出したかがそのまま大学自体の名誉になり、これからの同大学への入学者やチームへの入部希望者を増やすことにも大きく繋がる為、学生の部活という枠を大きく超えたレベルで活動していることも少なくなく、言わばプロの予備軍と呼んでも差し支えないでしょう。

当然ですが、プロや実業団に入れる人数は決まっています。よって、他のチームに有力な選手が居れば、自分のチームの選手がそうなれる可能性がその分低くなってしまう訳で、そこで今回起きてしまったように、試合の中であくまでルールの中でそのような選手と無理に接触し、あわよくば怪我をさせてしまおうなどとも考えてもおかしくないのです。

スポーツマン精神はどこへやら…

今回怪我をした関西学院の選手は、同大学の高等部時代にはチームの主将を務めていたほどの選手で、このことが尚更前述のような嫌な想像をさせてしまう理由の1つです。更に、公式戦ではない練習試合で、本来なら結果より怪我をしないことを優先させるべきだとも言える中、あのような激しいタックルをする他の意図が全く分かりません。

こういった見解で堂々とこの件を報道しているニュースはさすがにありませんが、思っていても言えないのだと私は考えています。そうでないと無理にあのようなことをした理由が何もないのです。

学生のスポーツを言えば、青春の1ページとして利益や損得など抜きに楽しむのが本来の姿ではないでしょうか。それを言わば大学の利権絡みとも表現できることの為にこんな事態が起こってしまうのは残念で仕方ありません。

確かに年々少子化が進み、各私立大学の経営も苦しくなっているのは分からなくもありませんが、スポーツをその対策としての手段と考えるのは何か違う気がしてなりません。今後は少なくともこのような残念なことが起きないことを切に祈っています。

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