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最近話題の将棋界。その頂点で竜王羽生善治が近頃不調の名人佐藤天彦に挑戦中

将棋界の二つの頂点

昨年、しばらくぶりの中学生棋士である藤井聡太さんの大活躍で、一躍将棋がブームになりました。今まで将棋に興味を持っていなかった人でも、藤井聡太という名前は知っているという人が多いでしょう。

将棋界には現在8つのタイトルがあります。その中でも特に格式あるタイトルが、名人と竜王です。竜王というタイトル戦の誕生は今から30年ほど前なのですが、竜王戦には前身となる十段戦というものがありました。

十段戦も、九段戦や全日本選手権戦という棋戦を起源としているため、全部あわせると70年の歴史を持つことになります。

名人という称号は江戸時代に生まれました。徳川家康の時代です。当時は世襲制だったのですが、1935年に現在のような実力制名人戦が誕生しました。

この歴史ある二つのタイトルが、将棋界の頂点とされており、棋士なら誰しもが、もちろん藤井聡太六段も目指すタイトルになっています。

二連覇中の天彦名人と、永世名人の羽生竜王

現在開催中の第76期名人戦は、佐藤天彦名人と羽生善治竜王の対決となっています。将棋界の二つの頂点が戦っているのです。

佐藤天彦さんは一昨年に、当時名人だった羽生善治さんから名人位を奪取しました。当時の天彦さんは横歩取りの勝率が非常に高く、タイトル戦に続けて出場するほどに、勢いに乗りまくっていました。

そして昨年は稲葉陽さんとの戦いを制し、名人戦を二連覇中です。

対して挑戦者である羽生竜王は、十九世永世名人を名乗る資格を保持しています。これは将棋界の制度の一つで、名人戦を通算で5期以上獲得した棋士は、引退後に永世名人という称号を名乗ることが許されます。

すでに9期も名人を務めている羽生竜王ですが、10期目の名人、そして取られた名人を取り返したいということで、気合いも十分のことと思います。

しかも羽生竜王はタイトルの獲得合計が99期になってますので、100期目という記念を名人で飾りたいというのもあるかも知れません。

常人では計れない人なので、そんな雑念の入り込む余地はなかったりするのかも知れませんが。

不調の天彦名人が、復調するかに注目

実は、ここしばらく、天彦名人は調子がよくありません。
上位者は、どうしても強い棋士との対局が増えるため、勝ち星を稼ぎにくいというのがあるのですが、それを考えても成績が振るいませんでした。

非公式なものではありますが、棋士の成績を計る一つの指標に、レーティングというものがあります。絶好調の時の天彦名人は棋士の中で第一位を誇っていたのですが、それが急激に低下、一年間での下がり幅が棋士の中でも1,2位を争うほどの不調に見舞われました。

現在の名人戦は第3局。1勝1敗で迎えています。
この名人戦を制することが出来れば、天彦名人の調子も回復するかも知れません。名人戦だけではなく、今後にも関わってくる大きな戦いとみています。

名人が底力を見せるか、というところに注目したいところです。

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