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マレーシアで独立後初の政権交代が行われましたが、新たな首相は何と元首相です

マレーシアで9日に即日開票された下院選の結果、野党連合の「希望連盟」が過半数を獲得し、1957年に国家として独立して以来初の政権交代が行われました。

そして、この希望連盟を主導していたのは元与党のマハティール元首相だということも話題になっています。

「消費税」がポイントだったようです

マレーシアでは英国からの独立後、60年以上与党は「国民戦線」(その間に名称の変化はありました)でしたが、ついに政権が交代しました。このような結果になった大きな原因は、3年前から導入された消費税が大きなポイントだったと推測されています。

この消費税は日本では1989年から導入されていますが、マレーシアでも近年の景気の波から導入せざるを得なくなったという背景があり、税率は一律6%で、対象商品は日本とほぼ同様です。

消費税についての論議はここでは避けますが、その導入によって結果として国民に新たな負担を求めたことが今回の与党の敗北に繋がってしまったようです。また、一部の与党議員の国費の私的流用の発覚も原因の1つだったと言われています。

マレーシアの下院の議席数は192で、与党の国民戦線が79議席に留まったのに対し、野党連合の希望連盟は合わせて113議席を獲得し、与野党が逆転しました。尚、上院・下院と議会のあるマレーシアでは下院で過半数を占める政党(もしくは連合)が与党となります。これは日本の参議員(上院扱い)・衆議院(下院扱い)と同じ仕組みです。

元与党での首相経験者がまた首相になります

そして、新たに政権を担うことになる希望連盟の代表は、元首相だったマハティール氏です。このマハティール氏が首相だった頃には消費税は実施されておらず、その導入には反対だったこともあり、今回の選挙ではかつては敵だった野党連合の代表の座に就いて、見事勝利を収めました。

ただし、これによって即座に消費税が撤廃されるようなことには繋がらないので、大きな期待は禁物かも知れません。これはどの国でもそうですが、政治家は選挙の時だけいいことばかり言うものです。決してのマハティール氏も同じだと言う訳ではありませんが、一度も政権をとったことのない政党がいざ国を運営していくとなると、先々色々なトラブルがあるかも知れません。

今回は新たな首相が首相経験者なだけに、そのようなことはある程度避けられるかも知れませんが、逆に考えると、完全な野党とも言い難いのも事実です。その為、消費税などの一部の政策以外はこれまでとあまり変わらないということも充分に予想されるだけに、正にこれからが注目だと言えるでしょう。

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